多摩川のレインボーブリッジ、虹橋です。
 虹橋の風景
多摩川台公園には、前方後円墳が、ふたつあります。亀甲山(かめのこやま)古墳と、宝来山(ほうらいやま)古墳です。その真ん中に、それぞれをつなぐ橋があります。その橋の名は、虹橋といいます。
 場所:田園調布4丁目

隠れたスポット、虹橋


           【虹橋(にじばし)です】
 多摩川台公園は、奥の深い公園です。桜の季節に、花見を目的とするのであれば、多摩川駅から歩いて5分ほどの距離で十分ですが、さらに奥へと歩みを進めると、また違った風景に出会えることがあります。虹橋は、そのひとつです。

 多摩川台公園は、古墳の上に作られた公園・・・といいますか、まるで山のようです。ちょっとしたピクニックはもちろん、ちょっとした登山気分で、どこがてっぺんなのかわかりにくいですが、その頂(いただき)をめざす、という楽しみ方もできます。古墳公園としても、有名な場所です。ここいら一帯の古墳を、荏原古墳群(えばらこふんぐん)というそうです。「亀甲山古墳」と、「宝来山古墳」の二つに、分かれています。

 その二つの古墳を結ぶ橋が、虹橋(にじばし)です。この橋は、田園調布1丁目と、田園調布4町目をつなぐ、国境の橋(?)でもあります。その昔、第一次田園調布戦争が勃発し、この橋をめぐってジェット団(1丁目町会)とシャーク団(4丁目町会)の抗争があったとか、鎌倉時代に弁慶と牛若丸が立会いをしたとか、とくにそんな噂は残念ながらありませんが、不思議な魅力のある、紅色の橋です。




やっぱり、レインボーブリッジ?


        【虹橋、多摩川駅側から見て】
 多摩川駅側の橋のたもとには、漢字で「虹橋」。二子玉川のほうには、ひらがなで「にじばし」と、書かれています。かの有名なレインボーブリッジの名前の由来となったという噂もあるような無いような、そんな虹橋ですが、遠目で見ると、桜坂の上にある赤い橋にそっくりです。そもそも、桜坂というのは、坂の名前であって、あの赤い橋は、桜坂自体とは、あまり関係ないような気がしていました。桜坂は、その隣の、あの急勾配の坂のことをいうので、あの赤い橋の周辺に、深夜にたむろしている若者諸君は、もっと坂の下のほうでたむろし、人生を語り合ってもらいたいと思います。・・・桜坂の話は、べつのページでしましょう・・・。^_^;)

 それにしても、もしも英語版で説明をするのであれば、やっぱりレインボーブリッジなのかなあ、と思ってしまいます。「RainbowBridge」かなあ。「Rainbow Chopsticks」、「two o'clock Bridge」なんて表現も、お茶目でいいかなあ。東京湾のレインボーブリッジと区別するために、タマガワズレインボーブリッジとか、言い直さないと、英米人には理解してもらえないかもしれませんね。・・・と、いうことは、多摩川と玉川の違いも、勉強しておく必要があるかもしれません。両方とも、「Tamagawa」。そもそもの違いは・・・さて、図書館で、調べてみてください。




休憩中のマツボックリ


        【虹橋付近の、階段です】
 虹橋の周りには、クロマツの雑木林があります。この文章を書いている今は、梅雨明けも近づいた、初夏です。森の中から見上げると、クロマツの木々の間から、初夏の木漏れ日が差し込んできます。眩しくて、視線を足元に落とすと、マツボックリがひとつ、落ちていました。 森の神様のいたずらでしょうか、マツボックリが、ちょうど木の階段の途中で、ちょこんと、一休みしているように見えました。そうか、お前も暑いのだな。まあ、しばらくそこで休んでいきなさい。まーまー、とりあえずビールでも一杯。そして、将来は、大きなクロマツの木になるんだよ。ただし、私は花粉症なので、春の間に花粉を飛ばすのは、勘弁してな。・・・などと、語りかけてしまいました。

 さて、そういえばスギ花粉症の原因はスギの木で、マツは関係なかったっけかな、と思いながらも、マツボックリの休憩所をあとにしました。多摩川駅のほうへ向かってしばらく歩くと、比較的キレイな、手洗い所がありました。暑い日が続いており、毎日アイスを2個以上食していて少々腹を下し気味だった著者は、かなり助かりました。

 さて、多摩川駅から歩いてきましたが、虹橋の向こう側には、何があるのでしょうか。サウンドオブミュージックの中に、「The Place Over The Rainbow」という歌がありました(ような気がします)。たしか、「Blue Sky」、青い空が広がっている〜♪みたいな雰囲気の歌詞でした(と思います)。もうすぐ、気持ちのいい夏がやってきます。また近いうちに、青い空の似合う場所を、ご紹介させていただきます。