多摩川駅よりもずっとにぎやかな
 多摩川駅前、とある日曜日の風景
多摩川駅前の商店街では、たまに、日曜日に、歩行者天国をしています。常に閑散としていて、年中歩行者天国状態ではありますが(^^;)、2003年の10月の日曜日は、いつにもなく、にぎやかな多摩川駅前でした。 
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おや?いつもと違う感じが・・・ 


【なにやら、にぎやかそう。】

多摩川駅前の風景が、なにやら、にぎやかです。

10月初旬、ある日の日曜日です。いつものようにのんびりと多摩川駅を散歩していると(って書くと、なんだか犬みたいな生活をしているようですが)、なにやら、にぎやかな雰囲気に包まれています。

多摩川駅前は、月に一度だかなんだか、歩行者天国のような行事をしていることがあります。露天バザーのようでも、フリーマーケットのようでもあります。焼きそばや、お好み焼き、などを、買い求めることができます。

この日は、お祭りっぽい行事がありました。多摩川駅前が、人だかりで、通行止め状態。お祭りの空気が、商店街をつつんでいました。商店街の前には、いろいろな屋台が出ていたり、デジカメを片手に、お父さんたちが子供さんを肩ぐるましながら歩いていたり、ご年配のご夫婦が、道端で休んでいたりしました。そして、多摩川駅の駅前には、人だかりができていました。

人垣の間を縫うように入り、前のほうへ出てみると、青い衣装に身を包んだ、威勢の良い粋なご婦人たちが、和楽器の演奏を前に、豊かに舞を舞っていました。

 


 



多摩川駅前の様子

 
【華やかな多摩川駅前です。】

人垣の間を縫うように入り、前のほうへ出てみると、青い衣装に身を包んだ、威勢の良い粋なご婦人たちが、和楽器の演奏を前に、豊かに舞を舞っていました。

元気な和太鼓の音、陽気な笛の調べにあわせて、カラフルな番傘で円を描くように踊る、「多摩川の踊り子」さんたち。全員の動きが微妙に違っていて、それでも全体として調和がとれていて。とても安心するような踊りでした。

初秋の青い空の下で、後ろの多摩川駅も、「おお、やってるね」とばかりに、笑いながら見守っているような気がしました。

 


 



田園調布の町並みの良いところ


【なにげに、お花を飾っているお宅が多いです】

多摩川駅周辺の住所は、田園調布1丁目です。田園調布3丁目あたりは、有名人のお宅もあり、重厚な豪邸が並んでいますが、ここ一丁目や、桜坂のあたりは、庶民的なお宅が多いです。それでも、道路の幅も広く、ゆったりとした町並みです。

ところどころのお宅の玄関先に、お花が飾ってあったりします。天気のよい日には、散歩が楽しくなります。

散歩といえば、ワンちゃんを連れて散歩する方が多いですね。著者は、ワンさん(犬)が苦手で、後方から近づく犬の気配を感じ取ることができます。ワンちゃんの首輪の「チリチリン」という音であったり、何かしらの気配で、「お、いらっしゃったな」と、気がつきます。

先頭からの近道に、ワンちゃんのいるお宅があるのですが、2年ほど通いましたが、必ず「ワオン!」と、吠えられます。そのたびに、うお、と驚きます。

いつの日か、ワンさんたちとも心通わせながら、安心して散歩のできる日が訪れると思います。

 


 



古墳公園のネコさん。


【警戒心がないのかな?そんなことでは世の中、渡っていけないぞネコさん】

多摩川台古墳公園には、ネコがいます。

古墳公園を、多摩川の堤のほうへ下りると、自転車置き場があります。そこに、このネコは、います。人なつっこくて、警戒心がありません。しかし、このネコは、たいしたネコなんです。

初めて、このネコにであったのは、冬の夕方。仕事に疲れ、人生にため息をつきながら、ポッカ缶コーヒーを飲みながら一人、ベンチにたたずんでいると、ネコがつつつと寄ってきて、遠慮なく、ひざの上まで上ってきて、まるくなるではありませんか。おお、こんなネコもいるもんだな。感心しました。実家のネコ殿は、エサの時間くらいしか寄ってきませんが、このネコは、エサという見返りを求めることなく、こうして心傷ついた人間に対して癒しを提供してくれるということに対して、何の抵抗もないようです。これが、無償の愛、というものなのでしょうか!しかし、思いました。サラリーマン人生、そんなに無防備では、とても渡り歩いていけないぞ、ネコさん、と。そんなことを思いながら、黙ってネコさんの頭をなぜていると、このネコさん、ふと、近くの地面の上で跳ねていたコオロギ?に気がついて、私の膝の上からぴょんと飛び降り、コオロギを追って草むらの中へと消えてしまいました。あの時は、ああ、あのネコは、多摩川の神様が、疲れた私に癒しをくれるために、ネコ神様を使わせたのだな、と、不思議な気持ちになったものでした。

しかし、先月、思い出して見に行ったら、いました。ネコさん。今度は日曜日の午後だったので、あのときのベンチの上で、優雅に寝てました。

私は、気づきました。ああ、ここは、このネコさんのベッドだったのか。私が座っていたから、その私のひざの上に乗ってきたのか、と。やはり、サラリーマンというものは、これくらいに自分のスタイルを貫いたほうがいいのだ、と、また教えられた気がしました。

 


 

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